ご挨拶

関東支部局長・大会実行委員長

 平成29年12月9日(土)に、日本理科教育学会第56回関東支部大会を、千葉大学教育学部で開催します。この春、新しい学習指導要領が公示されてから初めての関東支部大会となります。新しい学習指導要領では、これまでのような「何を学ぶか」の改訂にとどまらず、「どのように学ぶか」、そして「何ができるようになるか」といった学習指導法や学習評価にまで踏み込んだ記述がなされました。
 新学習指導要領では、「主体的・対話的で深い学びの実現」や「資質・能力の育成」が求められていますが、理科教育における「主体的・対話的で深い学び」とは何か、これまでの探究学習とどこが違うか、資質・能力はコンピテンシーと同じものか、それともプロセス・スキルのことか等々、いろいろな問いが次々と生まれてきます。
 学会員の皆様、理科を教える教員方、そして理科教育研究に取り組む学生諸君へのお願いです。理科教育研究・実践に関するさまざまな問いを、日本理科教育学会関東支部大会で、一緒に考え、解決してみませんか。千葉大学教育学部へお越しください。
 どうぞよろしくお願いいたします。

(藤田剛志・千葉大学)



大会を終えて
 先日は、日本理科教育学会第56回関東支部大会(千葉大学)にご参加くださり、誠にありがとうございました。
 肌寒い天候にもかかわらず、参加者数は約250名と盛況をもちまして、無事閉会することができました。
 貴重な研究成果を発表してくださった発表者の皆様、発表会にて活発な質疑・応答を引き出してくださった座長の皆様、及び会場内外で活発な議論をしてくださいました参加者の皆様のおかげと感謝しております。
 また、本会の開催にご支援を賜りました一般社団法人日本理科教育学会事務局および同関東支部評議員・役員の皆様、共催の国立大学法人千葉大学教育学部、ご後援いただいた千葉県教育委員会、千葉市教育委員会、企業展示にご出展いただいた皆様方に、厚く御礼申し上げます。
 最後に、本大会の企画から運営・後片付けまでのすべての仕事に渡り、ご尽力いただいた実行委員会の皆様、千葉大学の教職員並びに学生の皆様にお礼申し上げます。
 その他、ご意見・ご感想・お気づきの点などありましたら実行委員会までお知らせください。
 来年度の関東支部大会は宇都宮大学で開催されます。益々の盛会を祈念し、簡単ではございますが、閉会の挨拶とさせていただきます。

平成29年12月14日(木)
関東支部長・大会実行委員長 藤田剛志